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ゆかいなひよこたち

Author:ゆかいなひよこたち
「ボクたちは、いったいいつまで若いのですか?」

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旅は道連れ、世は情け。 [2013-03-25 月]

と申しますが、いまのこの情け容赦のないご時世、生き辛うございますなあ。


しかし、しかしながら、情けは見つけられずとも、旅の道連れならば容易に引っ張って来ることが出来るじゅうたんです。


今日は休みのじゅうたんです。休みなものですから、ちょっくら母でも引きずって、美術館でも行ってくるか、となったわけです。

わたくし実家が群馬なものですから、昨夜遅くに電車に飛び乗り、一路母を目指しました。
目的の美術館は上野と渋谷なのですが、このじゅうたん、旅の始め、肝心要の「電車に乗って上野」を、母とふたりで味わいたいがために、まさかのトンボ帰り。
実家に戻った僅か六時間少々後には、サングラスを引っ掛けて黒革のジャケットで身を固めた母と共に、上野行きの車上の人となったのです。


母は、わたくしからしますととても可愛くお茶目さんなのですが、傍目から見るとあまり堅気には見えないかも知れません。黒ずくめに固めた服装に、白いシャツを着こんだ姿は、宛らイカしたロックおばさん。可愛いでしょ?


そんなことはさておき、ちゃんと向い合わせの座席のある車両を選んで乗車し、鞄に潜ませた「なっちゃん」(言わずと知れたオレンジジュースですね)を徐に取り出し、某松田くんの声音をまねて、「知ーらないーうーちーに おいしーくーなっていたー♪」と唄ってみました。たいへん旅情を感じさせるひとときですね。母も唄ってくれました。


列車は駅を出ますと、上野までおよそ二時間。母はあまり列車に乗らないため、五分十分で停車するたび、「どうしてやっとスピードが出たとこなのに止まっちゃうん!」と憤慨していましたが、なんとか話を反らし、事なきを得たのでした。
こんな母を山手線に乗せた日には何と言って怒り出すのだろう?
ぞっとしないじゅうたんでした。

赤羽の駅を通りかかるころ、わたしは母の昔話に耳を傾けていました。
「この川を越えると、もう東京だ!って、車窓からよく眺めた」と言って懐かしげに笑う母と、今日はふたりで川を眺め、終点上野へ降り立ったのです。


あれれ?まだ電車のことだけですけど長いですね。

退屈かとは思いますが、もう少しお付き合いください。


上野は国立西洋美術館にて、いま会期中なのがラファエロ展です。
母はたいへん勇ましい出で立ちではありますが、何分足が悪く杖をついておりますので、お願いしておいた車椅子をお借りし(無料貸出しです。ありがとうございます。)、展覧会へと繰り出しました。

今日は、先日までの予報では雨とのことだったのですが、そこまで悪天候にならず、桜の盛りでもあったため、館内もそこそこの人出でした。

車椅子に座った母は、視線が低くなるため、前に人がいると絵が見えない様子だったのですが、前にいた人たちは、母に気づくとそろりそろりと後ろへさがり、母の位置から絵が見えるくらいの隙間を開けてくれるのでした。
世は情け。世は情け!

やさしい皆さんのおかげで、混雑していたにも関わらず、ほとんどの絵をじっくりと見ることができました。

二時間ほども楽しんだ上野では、ラファエロのミニ図録を購入し、すぐさま山手線に飛び乗ったのでした。
なんと言っても今回の大本命、ルーベンスを見る時間を少しでも長く取るためです。

山手線…山手線ですよ。山手線…。
わたしはそれこそ毎日お世話になっている電車ですが、マイカーをかっ飛ばす母からすると、やはりちょっとスピードが乗ったとこで減速するのがまだるっこしいようで。何故かわたしが怒られながら渋谷にたどり着いたのでした。
山手線、二分くらいで止まるものね…


そしてそして。
やってきました、ルーベンスです。Bunkamura the museum にて開催中です。

130324_1859~01



絵心のないわたしたち母子ですが、何故にルーベンスが気になるかと言いますと、それはフランダースの犬が大好きだから。
主人公ネロが、どうにも憧れたルーベンスという人の絵を見てみたかったからに他なりません。

これまたお願いしてあった車椅子をお借りして、突撃を開始しました。


渋谷という、若い子向けのイメージのある街のためか、館内はそんなに混んでいません。だいぶスムーズに見て回ることができました。

神話をモチーフにしたものやキリストの絵など、宗教的な要素がふんだんに見られ、厳かな絵、ちょっと皮肉な絵、可愛い赤ん坊の絵など、こちらもラファエロ同様、楽しめました(^_^*)
ああ、ネロはこの人の絵が見たかったのかー、と、彼の少年に想いを馳せ、ちょっとオセンチになりながら、気づくともう出口なのでした。二時間とは短いものです。

物販では、フランダースの犬とコラボしたシールやらファイルやらがあり、それらを幾つかと、葉書などを買い、揚々と引き上げたのでした。

美術館のお外では、パトラッシュがいい子でお座り。




130324_1859~02





…え?ぼ、募金?
いやいや、わたしが募金してもらいたいくらいで…

母がパトラッシュをなでこなでこして、ちょっと募金をして、Bunkamura を後にしたのでした。



気づけば陽もとっぷりと暮れ、もう7時すぎ。昼を食べていないから、二人揃って腹ペコ族。

母が美術館の向かいの「肉」と書かれた看板を目にし、「にくー!!!」と叫びだしたため、近場の串揚げ屋の暖簾をくぐることに。

これがもう、ほんとに当たりで。
おいしいことおいしいこと!

わたしは特に、鶏のささみの梅風味と、蓮根の串揚げとが気に入ってしまって、二度も頼んでしまいました。(^_^)v

母も肉にありつけ、ご満悦の様子。そんな顔してると、ほんとに可愛い。ムッとしてても可愛いんですけどね。


腹ペコ族は満腹族になり、渋谷の文化村通りをコロコロ転がって帰途についたのでした。




たいへん長くなってしまいましたが、これでじゅうたんの今日一日はおしまいです。

可愛い母とふたりで、思い出に花を咲かせ、素敵なものを見、おいしいものを食べ。とっても楽しく幸せな一日だったことが少しでも伝わりましたでしょうか。



出不精のじゅうたんではありますが、こうやって大切な記憶を作ってゆくため、幸せなひとときを誰かと分けあうため、たまには旅に出るのも良いかなあ、なんて思ったのでした。


そしてまた、渋谷から群馬にトンボ帰り…(´・ω・`)
水曜日は群馬から出勤しちゃうぞ!(`・ω・´)


ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!




明日はひとでお姐様でごぜぇやす。よしなにお願い致しやす。






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